幸前 禎泰さん
漁師
KOUZEN SADAHIRO
1968年生まれ、加太出身。一本釣り漁師の4代目。中学時代から父親の船で漁師のアルバイトをし、電子系の専門学校を卒業後、大手機械メーカーの京都製作所に就職。同じような日々の繰り返しに違和感を覚え、21歳の夏に退社して帰省し、漁師を目指す。父親のもとで5年間修業をし26歳で独立。加太の伝統漁法である一本釣りを主としながら、採介藻漁業なども柔軟に取り入れている。20年前から市内各所の小学校で水産教室を行い、加太活性化協議会ではお土産開発に携わるなど、次世代へ加太の魅力を伝える「広報の顔」といえる人物。
※東京大学生産技術研究所川添研究室「小さな波紋」より